冬の休日。「今日は時間があるし、愛車をピカピカにしよう!」そう思って洗車を始めたものの――
「寒い、冷たい、終わらない……!」ホースを持つ手はかじかみ、拭いたはずのボディにはまた水滴。気づけば1時間以上外にいて、体は震え、結局中途半端に終わった……。
実はこれ、冬の洗車ではよくある失敗です。
私も新車を買って自分で洗車を始めたばかりの頃、寒い朝に張り切って洗車したものの、拭き上げても拭き上げても水滴が出てきて、最後は「もういいや…」と諦めた経験があります。
冬の洗車は、夏とはまったく違います。水が凍る、ボディが乾きにくい、結露が発生する――こうした冬特有の条件を知らないまま洗車すると、ボディに傷をつけたり、水アカの原因を作ったりすることもあります。
そこで今回は、初心者がやりがちな「冬の洗車でやってはいけないこと」5つを紹介します。
これを知っておくだけで、冬の洗車の失敗はかなり減ります。
冬の早朝や夜は、一番洗車に向いていない時間帯です。
理由:気温が一番低いから。
この時間帯に洗車すると、水滴が凍る・シャーベット状になる・拭き上げても跡が残るというトラブルが起こります。さらに厄介なのがドアの隙間の凍結。洗車中に入った水が凍ると、ドアが開かない・ミラーが動かないといったトラブルの原因にもなります。
冬の洗車は、昼間の暖かい時間に行うのが基本です。
「今日は晴れてるから洗おう」と思っても、気温が低すぎる日は洗車を避けるべきです。特に危険なのは0℃前後〜氷点下。
この温度になるとボディの水が凍る・隙間の水が氷になる・タオルで拭くと傷になるといった問題が起きます。凍った水滴を無理に拭くと、氷の粒が塗装面を削って細かい傷の原因になります。
無理して洗うより、暖かい日を待つ方が愛車のためです。
冬の水道水は、とても冷たいですよね。しかし冷たい水だけで洗うと、ボディが急激に冷える・結露が発生しやすい・泡立ちが悪いという問題が起きます。
お皿洗いと同じで、油汚れは冷たい水では落ちにくいんです。すると汚れが落ちない → 強く擦る → 細かい傷という悪循環になります。
冬の洗車では、ぬるま湯(35〜40℃)を使うと効果的です。
「風があると寒いから…」そう思って壁際・ガレージ奥・屋根付き駐車場で拭き上げる人も多いですが、実はこれもNG。
風がないと湿った空気がボディの周りに溜まるため、結露が発生・拭いても水滴が出る・永遠に終わらないという状態になります。
冬の洗車は、少し風通しがある場所の方が乾きやすいという意外な特徴があります。
冬の洗車で一番疲れる原因がこれ。「水滴を1つも残したくない」という完璧主義です。しかし冬は湿度が高い・ボディが冷えている・結露が起きやすいため、完全乾燥はかなり難しいです。
何度もゴシゴシ拭くとタオル摩擦・細かい傷の原因になります。特に黒や濃色車は傷が目立つので注意。
冬の拭き上げは「8割くらい取れればOK」くらいの気持ちで大丈夫です。
ここまでNGを紹介しましたが、少し工夫するだけで冬の洗車はかなり楽になります。
冬の洗車は、寒さもあり大変です。でも次の5つを避けるだけで、失敗はかなり減ります。
冬の洗車NGリスト
・早朝や夜の洗車
・氷点下付近での洗車
・冷たい水ばかり使う
・風のない場所で拭き上げ
・完璧に乾かそうとする
冬は、暖かい日の昼間に、無理せず洗う。これが一番です。
車を買ったばかりの人や、洗車を始めたばかりの人にとって、冬は少しハードルが高い季節かもしれません。でもコツをつかめば、寒い季節でも愛車をきれいに保つことができます。無理せず、自分のペースで。あなたの愛車が、冬でもピカピカでいられますように。
冬の洗車スケジュールを記録しておくと
「次は昼間にしよう」と計画しやすくなります。